当店のお蕎麦について

御来店、誠にありがとうございます。

弊店のそばは、北海道雨竜郡は極寒の地、幌加内母子里地区の生産者と契約栽培をした産地直送の玄蕎麦を使用し、小田原の久津間製粉に委託し、古式石臼挽製法にて挽きあげたそば粉を使用しております。

温度・湿度で刻々と変わる、そば粉の特性を損なわずに活かし、丹精込めて練り上げ創作したそばの逸品です。

自然の香りと豊かな風味をご堪能ください。

亭主敬白

芦ノ湖産 宮内庁献上
公魚(わかさぎ)

芦ノ湖漁業共同組合

わかさぎは、湖が川で海と繋がった霞ヶ浦などに生息しているキュウリウオ科の魚で、芦ノ湖には棲んでいませんでした。大正七年に霞ヶ浦から芦ノ湖に移植されて以来、芦ノ湖ではわかさぎの増殖事業が続けられ現在に至っています。

芦ノ湖のわかさぎは刺網で漁獲されますが、戦後、箱根神社が時の首相 吉田茂氏直筆の平和鳥居を建設した際の記念行事として箱根神社により宮内庁にわかさぎが献上されました。毎年十月一日の刺網漁解禁日には献上が続けられています。刺網漁は翌年の四月まで続けられ、年間の漁獲量は三千キロ程度と少なく、高級魚として扱われています。また、釣りの対象魚としても大変人気が高くなっています。

美しい山に囲まれ、山から流れ出た清らかな水を湛えた芦ノ湖では良質の動物性プランクトンが育まれ、これを飽食したわかさぎの豊かな味わいは、一度食べた人の味覚を虜にするほどです。

朝獲りの丸々と太ったわかさぎの熱々のてんぷら、フライを是非一度お召し上がりください。

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